倒れない為に
2016年7月8日(金)
皆さまこんにちは山本です。
本日は、上棟後間もない掛川市のH様邸の
中間検査へ行ってまいりました。
今回の検査では、行政の検査員さんと一緒に
耐力壁や金物、防水の立ち上がり、構造躯体の
施工等、建物が完成してしまうと隠れてしまう部
分の検査を行います。
今回は、金物について少しご紹介させていただこうと
思います。
今回ご紹介させていただくのは、
“ホールダウン金物”
現物はこちら
あまり目にする機会はないかもしれませんが、
非常に重要な金物になってきます。
どういった金物かといいますと、
地震や台風など力が建物に作用した際、
柱が基礎や、土台、梁などから引き抜かれてしまうのを
防ぐものになります。
このホールダウン金物は主に、力のかかる筋違等の
耐力壁の近くに配置されることが多いです。
IGでは全棟構造計算を行い、
どこにどのくらいの力の金物が必要か
全て計算で出てきます。
熊本の地震でもこうした金物がついておらず、
倒壊してしまった建物も多くあります。
住まわれるお客様の命を守るためにも、こうした
金物は非常に重要になってきます。
もちろん新築ではこうした部分は徹底して行っていますが、
RFなどでも耐震性の向上は十分可能です。
また耐震性能を向上させるRF工事にも国から補助金が
下りる可能性もあります。
7月10日(日)は、こうしたRFの補助金について、
LIXILショールーム浜松にてセミナーを開催させていただきます。
ご興味のある方はこちらをご覧ください。