間取り作りで何かしっくりこない時の最大の原因
2017年4月8日(土)
こんにちは、森です。
今日は間取り作りを進めていく際に
何かしっくりこないと感じるときに
ほぼ必ず起こっている事について
お伝えします。
経験上、そのような時は
ゾーニングがうまくいっていないことが
多いと感じます。
ゾーニングとは
このように敷地のどこにどんな部屋を
持ってくるかの大まかな位置関係を
まとめることです。
こちらのほうが分かりやすいかもしれません。
このように敷地に対しての各部屋の
位置関係がしっくりきていないと
間取りをどんなに考えても
絶対にうまくいきません。
このゾーニングはいろいろな案を
考えることができます。
私も間取りを考える際に
まずまとめた要望からゾーニング案を
5案から10案程度考えます。
そのなかで心地よさそうに
感じる案からもう少し
細かな部分を考えていきます。
こういう感じです。
そのゾーニング案で
うまくいかなければまた別の
ゾーニング案を検討していきます。
ゾーニングは間取り作りの
基礎や土台のようなものです。
繰り返しますがゾーニングが
うまくまとまっていなければ
間取りはどれだけ考えてもうまく
まとまりません。
こうして言葉にすると
簡単なのですが間取りを考えていると
どうしてもその間取りを
どうにかまとめようと
考えてしまいがちです。
ここが間取り作りの難しいところで
まとまらない間取りに執着せず
このゾーニングはまとめられないと
どこかで見切りをつけて他の可能性を
検討するほうが結局は早くまとまります。
ということで
間取りが何かしっくりこない時は
ゾーニングから見直しましょう。
なぜか自分に言い聞かせているような
内容になってしまいましたが
私は今日も間取りを考えています。
では、また。