私たちの仕事の目的は、
家を建てることでも綺麗にすることでもありません。
私たちが提供したい、創りたいものは
「いい時間を手に入れることができる空間」
を創ることと
「持続可能な社会」
の両立です。
これは、「使い捨て文化へのわずかな抵抗」かもしれません。
流行に左右され、飽きたら買い替える。
こんなもんでいいか、というファスト系の価値観。
20年で家そのものの価値がなくなる住宅産業 への。
スクラップ&ビルドの文化を助長させた背景に、
家の性能の低さや、家が単なる寝場所になってしまったり、家で過ごす時間が他の場所に負けてしまったりと、
家・暮らしそのものに魅力・価値がなくなったことも上げられます。
結果、持続不可能な社会へと導かれていったのかもしれません。
だからこそ、
私たちが提供したい、
創りたいものは
「いい時間を手に入れることができる空間」
なんです。
それは、「心地良さ」であり、それを実現するための
「環境」というとわかりやすいかもしれません。
どんな環境にいるのか、そして、どんな時間を過ごす
のかで人生は決まる。
大げさな思想ではなく、本気でそう思っています。
どんな環境で子を育み、どんな環境の中で年を重ね、
晩年を過ごし、そしてその生を終えるのか。
すなわちどんな環境でどんな時間を過ごすのか
では、いい環境とは何なのか。
環境を大別すると、「快適」「安心・安全」「健康」になりますが、
それらは一過性のものであってはならないと考えます。
ずっと快適、ずっと安心・安全、ずっと健康。そして持続可能な社会・・・for LONG。
この普遍的な本質、価値の持続にこそ意義があり、豊かな生活が約束されるのだと思います。
そして、その環境を造るものは、自然のものをそのままに使う暮らし、
最低限の加工しかせず、地球の育みをそのまま使う暮らし。
これが私たちの提唱する「地球品質」なのです。
私たちも地球の一部である。
for LONGを選択すれば、地球と鼓動が重なる。
for LONGを選択すれば、もっと気持ちがいいかもしれない 楽かもしれない。
自然の恵みと知恵を最大限に生かし、
時間とともに劣化するのではなく、価値に変わること。
これがIGスタイルです。