塗料の選定
2014年11月5日(水)
こんにちは アフター担当しております堀内です。
今日は、塗料の話をします。
2枚の写真を見て違いが、分かりますでしょうか?
最初の写真が、木部の表面に膜を張って保護するタイプです。
次の写真は、浸透タイプで表面に膜を張らずに、木材に塗料を
しみ込ませるタイプです。
スタイルハウスでは、浸透タイプを採用しています。
理由は、メンテナンス性を考えてです。
お客様に手を入れていただく部分ですので、より簡単な材料を選択
しています。
勿論、プロにお願いすることも可能ですが、毎年手をいれていただき
たいので、毎年のメンテナンス費用と考えてしまうと出来ることは
御自分で手をいれたほうが、家計にも優しいと思います。
膜を張るタイプ、いわゆるペンキですと、浸透タイプよりも塗替えの
タイミングは間隔を開けていただいても大丈夫なのですが再処理に
手間がかかります。
表面の塗装がぺりぺりと剥がれてくるため、綺麗に仕上げようとすると
一度表面の塗装を剥離剤で剥がしてから、塗装することになるからです。
その点、浸透タイプは表面に膜を張っていないのでぺりぺりと、塗装が
はあがれてくることがないので、表面のホコリを落としてそのまま塗れます。
塗装の一番の目的は、木材の表面の劣化の保護です。
その次に、美観ということになります。
手入れを考えている方は参考になさってださい。