ベランダ防水のメンテナンス時期
こんにちは アフター担当しております堀内です。
今日はバルコニーベランダ防水のお話です。
一戸建て住宅の多くに採用されている部分です。
FRPという材料で仕上げてあります。
FRPとは、ガラス繊維などの強化材で、補強した繊維強化プラスチックの
ことです。
防水に関しては、弊社アイジーコンサルティング、施工業者、
材料のメイカーの3社で保証をお出ししております。
家を長く持たせるのに重要な場所であることと、雨漏りの危険が
高い場所であり、躯体(柱や梁などの骨組)に重大な被害を及ぼす
場所でもあります。
そんな場所でありますから、メンテナンスは重要となってきます。
10年経ったらメンテナンスすることを強くおすすめします。
普段からできるお手入れ方法としては、水を流して表面の土
汚れをとることです。
結構、汚れる場所なので普段からのお手入れが重要です。
洗剤を使うと、化学反応が起きて表面を傷めてしまう恐れが
ありますので、水洗いで十分です。
後気をつけなくてはいけないのが、鋳物のテーブル、椅子などを
置くことです。
堅いもので、表面を傷める可能性が高いためです。
布団干しを直において、風で飛ばないようにコンクリートブロックなどで
重しをするのもNGです。
デリケートな部分ですので、取り扱いには十分注意が必要です。
後は、排水部分ですが、立地条件によっては落ち葉がたまったり、
洗濯物についていた綿ぼこり、人の髪の毛など放置しておくと
詰りの原因となります。
詰まることで、ベランダに水がたまりプールのようになる・・・
後はご想像できると思います。
オバーフローして、1階部分が水浸しにしないためにもまめにチェック
してください。
お引き渡しまでは、我々が目を光らせますが、引き渡し後は、お客様
ご自身での監督業務が必要不可欠となります。
人間の体と同じで、早期発見、早期治療が永持させるための秘訣では
ないでしょうか。