ヒートポンプ漏水
今日はこんなところもメンテナンス費用がかかる!という場所をご紹介します。
写真は給湯器のヒートポンプですが、このお宅は配管に穴が開いて水漏れしていました。
なかなか気づかない場所ではありますが、建物全体の給湯に影響するのでぜひ覚えておくと良いです。
ヒートポンプとは
ヒートポンプとは、エアコンで言う室外機のことです。
この機械が動くことで、お湯をつくる仕組みです。
エコキュートの場合、大きなタンクが隣にありますがこのタンクはお湯をためておくものですので、どちらかというとヒートポンプのほうが重要な役割があります。
苔や泥はねなどの汚れがヒートポンプについていると、お湯を作る効率が悪くなることがありますので、定期的に水をかけたりしてきれいな状態にしておくのが望ましいです。
エアコンの室外機もそうですが、夏の直射日光でも効率が悪くなりますので、裏のフィン部分(手で触ると怪我をします。)に水をかけてやると気化熱の作用で性能をあげてやることができますので、あまりに冷えない時はこんな手もあります。
話しは戻りますが、保護材をめくってみるとこんな状況でした。
拡大してみるとこんな状況で水が噴き出していました。
もっと拡大してみると亀裂が入っているのがわかります。
原因はひとつではありませんが、太陽の紫外線による劣化が多くの原因であげられます。
デリケートな部分ですのでお子さんが足をかけたりするのもNGです。
触れないようにしてもらうのが一番です。
もう一つ、こちらはエアコンの室外機の配管の写真です。
保護材が劣化して管がむき出しになっています。
これは意外と多く見かける症状です。
原因は・・・動物です。
たぶんですが、ネコだと思います。
夏はこの管が冷える為、夜の暑さをしのぐためにこの上に座るのです。
反対に、ヒートポンプの配管は、冬場温かいお湯が通っているため暖をとるには最高の場所になります。
知らない間に動物に配管の寿命を縮められている、なんてことにならない為にも一度確認してみてください。